久那度命
黄泉(よみ)の国から帰ってきた伊邪那岐命が、身に付けていたものを投げ捨てて禊をする際に、捨てた杖から生まれたとされています。「くなど」は「来な処」すなわち「来てはならない所」の意味で、もとは、道の分岐点、峠、あるいは村境などで、外からの悪霊の侵入を防ぐ神さまであります。古来より牛馬守護、豊穣の神さまとされ、更には禊(みそぎ)、魔除け、厄除け、道中安全の神さまとしても崇められています。
黄泉(よみ)の国から帰ってきた伊邪那岐命が、身に付けていたものを投げ捨てて禊をする際に、捨てた杖から生まれたとされています。「くなど」は「来な処」すなわち「来てはならない所」の意味で、もとは、道の分岐点、峠、あるいは村境などで、外からの悪霊の侵入を防ぐ神さまであります。古来より牛馬守護、豊穣の神さまとされ、更には禊(みそぎ)、魔除け、厄除け、道中安全の神さまとしても崇められています。